矢野顕子のふたりぼっちで行こう
新譜出まして、今回は他のアーティストとのコラボレーションアルバム。
2006年に出た"はじめてのやのあきこ"のときは矢野顕子のピアノでボーカルをデュエットする(上原ひろみだけピアノがデュオでという形)というものだったのですが、今回はアレンジ、演奏も共同で、と似て非なるものという感じ。
まず「When We're In Space」 矢野顕子&Reed and Carolineが結構秀逸なんじゃないかと思っているのですが、Carolineさんなのかどうなのかは不明だがボーカルの方が曲にとてもあっている気がします。
「父」 矢野顕子&奥田民生は完全な民生ワールドで、実は民生さんってボサノバ父さんの頃からあんまり変わってないと思う。
「Rose Garden」 矢野顕子&上妻宏光これは曲と和楽器とのミスマッチがいいんだけど、上妻さんってよくこれ弾けるなぁと思ったり。何よりも仙波清彦が素晴らしい、最後のリズムを刻むところのノリは多分この人しか出せないと思う。(ちなみに仙波さん、81年の矢野顕子のツアーメンバーですよ)
ほかもいろいろありますが、特に!というのは上の3曲。
ぜひ買い給え、といえる一枚かと。
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