ジョン スコルジーのレッドスーツを読みましたよ。
以前、山本弘の"世界が終わる前に〜BISビブリオバトル部"でこの本が紹介されていて、面白そうだと思っていたのですが、梅田の紀伊国屋で発見。その後数ヶ月積ん読状態だったのですが、やっと読みました。
いや、これね、"テレビ版スタートレック"的な世界の住人たちの話。なので、主役級は大病を患っても、事故にあっても1週間後には奇跡的に治っている、けどそれ以外の人たちは死んじゃうこともあるよね、という話なんだけど(レッドスーツというタイトルはそこから来ている)。それだけではなく、その設定を活かして後半の畳み掛けるようにメタフィジックな展開をしていくところが最近のSFな感じ。
話には関係ないんだけど、やっぱり紙の本だと、意識して持ち出さないといけないんですね、昔は無意識にやっていたのか、と今更ながらに気づきました。
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