小澤征爾さんと、音楽について話をする|小澤征爾・村上春樹(20141130読んだ)

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jpg小澤征爾・村上春樹の小澤征爾さんと、音楽について話をするを読みましたよ。

中学生の頃から音楽雑誌を読み続けているせいか、こういったミュージシャンの裏話的(言い方が俗ですが)な本が僕意外と好きでちょくちょく読んだりするのですが、この本は小澤征爾という人の成り立ちを知る上でも結構貴重な資料になるのでは無いかと思います。
クラシックの音楽を語るときに僕がいつも(何度も)びっくりするのが、実はベートーベンが活躍したのが200年くらい前(1770-1827)だと言うことで、意外と最近なんだなぁという感じなのです。そして小澤征爾が指揮を始めたのが1951年って話なので、古く見えて(クラシックとか名付けられているけど)まだ枯れていないのだなぁと、この本を読むと強く思うわけです。

結構興味深い話は多いのですが、譜読みが楽しいって言う話はなんか小澤征爾らしいと言うか、とても努力をしている人なんだなぁと思わせる話ですね。