2006年05月02日

久しぶりの市場

久々に市場へ。
本の散歩展、旅の余波で2週間以上、間があいてしまった。
本の置き場を確保しなければ、にっちもさっちもいかない。
そこで、海ねこにアップする予定がない本を出品。
早起きして、何束も車で運び込む。
どうにかこうにか半分は無事、買っていただく。
ほっと胸をなでおろす。
ところが、もう半分が問題。
札が何枚か入っていたので売れたかなと思ったところ、
そうは問屋がおろさず。
事情があってトメ札(これ以上の額でないと
売りたくないという希望価格のようなもの)を入れたところ、
トメ札以上の額を入札した人がいない…。

こちらはまったく専門外の全集。
持ち帰って当店で大事に抱え込んでいても本に気の毒だし、
置き場所がつらいし、
振り市で振ってもらうことにして南部古書会館へ運ぶ。
予定外だが、ほとんど1日仕事になってしまった。

が、南部に行ってよかったことも。
南部で揚羽堂さん、小川書店さん、
文紀堂書店さんら若手ホープ三人衆?にばったり。
揚羽堂さんの著書「古本屋残酷物語」(志賀浩二・著 平安工房)
(著者、渾身の署名とねこ絵入り)を
小川書店さんから購入させていただく約束をしていたので、ありがたく受け取る。
本の散歩展で売れなかった本をロッカーに入れたままなので、
何束か振り市に出品するべく、束ねてくる。

帰宅してから、市場で買えたものをネットで確認。
欲しかった本が1冊、落札できていた。
欲しい人がいると直感した本だったので、
出費は痛いが、うれしい。
そして、「古本屋残酷物語」を手にとり
どれどれ…と、たまたまばさっと開いた中ページを読む。
わずか1−2ページ読んだだけなのに吹き出す始末。
ああ、読みたい。
ダメダメ、読む前にするべきことをしなければ。
心を鬼にしてページを閉じる。

発送、買取の対応など。
ちょっと凹むこともあったのですが、揚羽堂さんの著書を読んで眠ることにします。
元気になれそうで楽しみです。
買取の方、順にお返事を差し上げております。
お待ちの方、もう少々お時間をください。
メールのお返事がなかなかできない方、まこと、かたじけないです。

投稿者 tomoko : 2006年05月02日 00:03 | トラックバック
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