安田武 ほか

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ポランの夏祭り まで、あと2日。
いよいよ、近づいてきました。

2箱だと案外、本が入らない。
ああでもないこうでもないと差し替えるが、まだまだ、かも。
痛みやすそうな本にはカバーと背ラベルを。
友人の職場から大量に譲ってもらったトレペ、
サイズと張りのある紙質が案外使いやすい。
助かった。ありがとう、友人。

灼熱をさえぎるため、昼日中からカーテンを閉めてエアコン。
これじゃまるでインドのホテルと一緒だよと思う。
人工的な涼風を浴びながら読んだのは、安田武「こころ驕れる」。

「人を愛し、人に愛された」尾崎士郎というふうに私は書いた。それは事実そうだ。
尾崎は、こよなく人を愛し、また人に愛された。
だが、そのような尾崎の人生生活のなかに、
白蟻のように執拗に絶え間なく、彼の胸裡を蝕む
孤独とペシミズムが住みつづけたことを、私はほとんど疑わない。
豊島もそうであった。
「君、まるでこの世の終りみたいな金切声をあげてネ・・・・・・」
と愉快そうに芸者遊びの莫迦話に興じていた豊島がそうであったーーと私は思う。
(「死にはぐれて」より)

豊島とは、豊島与志雄である。

「失われし時を求めて」(「思想の科学」昭和47年3月号に掲載)と、
「妻との別れ」(「婦人画報」(昭和38年1月号に掲載)が圧巻。
延々読書というわけにもいかず、終盤やや読み飛ばしぎみで
かろうじて読了。
発送をして、某誌の更新。続きは深夜にと思ったら、
流星群を見にいくことになり、続きは翌日に持ち越すことに。
15日は、英文で受注メールを書かなくちゃいけない。
うーん、気が重い。
ポラン用の箱は、ぎりぎりまで見直そうと思う。
量が多いなら多いなりに、少ないなら少ないなりに難しいですね。
たやすいことなんて、そうそうない。
空の明るさと首の痛さに、流星ウォッチングも挫折・・・。

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