新緑光る

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岡崎武志さんからの電話で目覚める。
取材していただいた原稿のゲラをFAXでお送りいただく。

ドキドキしながら読む。
冒頭から文末に至るまで流れがあって、
岡崎 語り部さまのお話を聞くようだ。
〆の文章に、わが身のことなのに、ちょっとほろり。
さすがだなあと思う。

ご苦心のうえ、書いていただいたと思うと感謝あるのみ。
それでも、文章を読んだ人がどう思うか、
気にならないと言ったら嘘になる。
家人に読んでもらって、
一読して、どんな印象を持ったか、教えてもらう。
古書店を生業としている同業者からは
「ぬるいよー」
と言われるだろうなあ。

夏のような陽射しに輝く緑を眺めながら運転。
データ入力を手伝ってくれている糸織さんの自宅へ。
仕上げてもらった雑誌を受け取る。

頑張ってもらったので、
私もできるだけ早く画像をスキャナーで読み込んで、
アップしていこう。

ニコニコ堂の支店「月の光」へ。
ゆったりまったりとした時間が流れるお店。
今度お茶してみたい。

店を出て、向かい側に「金・土曜オープン」と書かれた店を発見。
店名もない。
金曜と土曜しかあけられないので、曜日限定でやっているのだという。
古着と古道具のバランスが面白い。
山のぼりしていたそうで、山岳用のリュックなどもある。
ガラスケースの中の雑貨、写真集など面白そう。
古着は、私の好きなセンス。
新品だととても手が届かないが、
ブランドものの古いシャツ、スカート、バッグが手ごろな価格。
うれしく購入させていただき、店の人といろいろ話す。
「こういう店いいなあ。商品面白いですよ。
うちの絵本や洋書絵本を少し置いてもらえないですかねえ」
と気軽に聞いてみる。
あれこれ話す。
縁があれば長く付き合っていけそうな人だと思った。

NYに旅すれば、土地に惚れ込んで住んでみたくなり、
日本人向け新聞に掲載されていた
求人募集に電話をかけたことがある。
私は大変な小心者のくせに、
ときどき、カンだけで衝動的に動く人間らしい。

倉庫の換気。
本の敵は湿気ほかいろいろ。
トランクルームに本を入れたままにしておいて、
痛い目にあったことがある。
「締め切っておくよりも、
できるだけ空気を通したほうがいいですよ」
と、火星の庭・前野さんからもアドバイスしてもらった。

空気を入れ替えながら、
月曜に大量まとめ買いした本のうち、
高額だったものの状態を確認。
線引き、書き込みなどが多いものは
購入後1週間以内に組合まで申し出て事故申請しないと。

帰宅したら、彷書月刊・田村さんからお電話をいただく。
電話をいただくたび、
「どこで聞いたんですか」
と驚かされる。
情報収集の速さ。バツグンの行動力。
ちなみに、田村さんの著書は、
家人が買ったものと私が買ったものと、
我が家に同じ本が2冊ございます。

買取の件で、ご近所のお宅に出かける。
庭につくられたプレハブ小屋は、
亡きお父様の書斎だったそう。
人に歴史あり、古書に文化あり、である。

地域の広報紙に買取広告を出そうかどうしようか。
問い合わせてみた。まずは、地元に根ざすべし。

さあ、続きの仕事をして、
今晩は、近くの武蔵野市場にできた
居酒屋に行ってみようと思う。魚が旨そう。
閉店8時とあって、なかなかのぞく機会がないのだった。
ツバメのつがいが軒先に飛んできて
ぼちぼち卵を産む気配。
春は花を植える余裕もなかったが、
ぼちぼち何か苗を買いたい。
青い花、小ぶりの花が好きなのだけれど、
これからの季節だと何がいいんだろう。

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