1930年代の古書店目録など

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季節がよくなり、
古書関係のイベントが徐々に増えてきました。

市場に行ったら、オヨヨ書林さんからチラシを預かりましたので、
ご紹介します。
「一箱古本市」いよいよですね~。

ところで、こちらもお忘れなく!
当店も参加します「本の散歩展」が
4月20日(金曜)、21日(土曜)に開催されますよ。
会場は、五反田・南部古書会館です。
目録もすでに完成したようで、私もまだ手元にはないのですが、
名簿登録されている方にはまもなく届くことでしょう。
当店の目録分は、書影とともに近日、公開予定です。

20日、21日に持っていく本、
僅かずつですが準備を進めつつあります
(でも、まだまだこれから。果たして間に合うのか…)。

今宵、値札貼りをしたのは、1930年代、昭和10年代あたりの
古書店 目録。
おなじみ一誠堂書店、巌松堂書店から
白揚社、明治堂書店のものまで。
ほかに、丸善や三越洋書部の目録。
松坂屋の「和漢洋古本大即売展」、
新宿三越の「和漢洋古書展大即売会」目録などなど。

個人的にもっとも興味を覚えたのは、
小川町三丁目(明大前)にあった「明治堂書店」の目録
「近集古書月報」です。
明大前とありますが、正確には斜め前あたりでしょうか。
目録の裏表紙に地図が掲載されており、
当時の「市電スルガ台下」駅と主婦の友社の間ぐらいかと思われます。
ひょっとして、現在の古書会館のすぐ近く?
地図、広告など当時を偲ばせる
資料があちらこちらに見られます。

読み物ページに「読者通信」なる読者投稿に…、
読んで眺めて楽しめるよう趣向が凝らされています。
どんな本がいかなる値段で掲載されているのか。
本好きでしたら、1冊でかなりお楽しみいただけると思います。

会館での置き場所ですが、
1階の均一に置いてもいいのですが、
ゆっくりお手にとっていただけますよう
2階に置こうと思います。
いずれにしても五反田価格ーリーズナブルにご用意いたしました。

海ねこのお客様、ホームページの更新が遅れて申し訳ないです。
五反田に足をお運びになれる距離の方、
人気店が多数の本をご用意して
お待ちしております。ぜひご来場ください。

最後に。
たまにはご関心のある方もあろうかと(ないかもしれませんが)
店主のことも書きます。
先週末からの暴飲暴食で胃が…。
店主は胃だけは丈夫だったため、
胃のもたれがこれほど辛いとは、露ほども知らず、だったのに。
油もの、肉…さほど食べられない年代に突入しつつあるのか。
とんきの豚カツ、天ぷら屋のフルコース、てんやの天丼、
目黒・某店の焼き鳥…いずれも遠くになりにけり?
そういえば、図書館にリクエスト中の書名は
「老年文学傑作選」でしたっけ。
年齢や経験とともに関心事が移ろいますね。

夕食後NHKスペシャル「松田聖子 女性の時代の物語」を観ました。
「松田聖子は死ぬまで松田聖子でい続けなければならない」
という篠山紀信氏の言葉が重かったかも。
観た人、感想はいかがでしたか?

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