人のふり見て

ここ数日、人と会い続けた。
さまざまな話を聞いた。
さまざまな光景に遭遇した。

言葉の暴力、ペンの暴力…
人のふり見て我がふり直せ、
気をつけよう気をつけよう、と思う。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

某氏から
海ねこにはＨＰという拠点があるのだから、
あれもこれもではなく、まずはＨＰの充実をこそ目指すべき、とご意見をいただく。
リアル店舗をやりたいと言ってみたり、目録に憧れると書いてみたり、
揺れ動くさまを公の場に書かないほうがいいのではないかと
親身にアドバイスしていただく。
とにかく新着本をもっともっと更新したほうがいいのではないかと。

ごもっともです。

ここ数日、少しずつであっても新着本を追加するよう心がけている。
店は停滞してはいけない。
いっこうに変化していかないままだと、見る気も失せるから。
魅力的だと思う本を少しずつでも追加し続けている間は
ホームページに多数ご来店いただけるように思う。
変化し続けていると、新しい本ばかりではなく、
ずいぶん前から棚に並んでいる本も動くような気がする。
良い本をさらに仕入れ続けるためには、
売り上げがなければ回転させていけないので、
ご注文いただけるのは心底ありがたい。
お客様おひとりおひとりのご注文に支えていただき、
海ねこを今日もどうにか続けている。
ご注文いただければ、明日もなんとか続けていけるかもしれない。
そう考えると、眠くなっても、遊びたくなっても、
もうちょっと頑張ろう頑張ろうと自分に言い聞かせる。

と書きながらも、書庫にたまっていく一方の本を
どうすればいいのかとつねに悩んでいる。
市場に出品したくても、どこの市場も遠いのが悩み。
ホームページにばんばん更新していくためには
もっとシステマティックな展開方法を考えるか、
もしくは、同じ内容でパワーアップしようとするなら人手が必要だ。
問い合わせの対応・受注・梱包・発送・仕入れ・買取などなど
自分ひとりですべてこなすには限界がある。

リアル店舗がない店としては、
棚に本を並べさせていただき、
ひょっとしたらお客様と直接
お目にかかれるかもという機会は貴重でして。
ホームページがようやく動き出したとお喜びのお客様には
もしかしたら申し訳ないご報告かもしれないのですが、
２月１４日・バレンタインデーから３月１４日・ホワイトデーまで
高円寺の某店に海ねこの棚が出張します。

ご提案いただいたとき、
勝手に棚１－２段分ぐらいではないかと甘く考えていた私は
改めて棚のサイズを確認しにいってビックリ。
随時補充していくにしても
まあ、何百冊かは必要ではないかと。
今週は結構立て込みそうでどうしようかと思っているのですが、
毎日、少しずつでも値札つけをしなければという状態です。

期間中に行うイベントも計画が進行。
そうとう面白いものになると思います。
近々、ご報告できそうですので、
どうかチェックしてやってください。

月曜は、発送数にもよるのですが
市場に行くことができたら行きたい。
そして、夕方、成城の某所へ買取に出掛ける予定。
見たことがないような本と出会えそうな予感。
なけなしの貯金をおろして、出掛けることにしよう。
相変わらず、買取のご依頼が続いていて、
対応をお待たせしております。
「急ぎませんので」とおっしゃってくださる方々の
お言葉に甘えさせていただいております。
ひとりでどこまで何ができるのか、どこまで経営し続けられるのか
はてなはてなの総攻撃状態ですが、
やるだけやってみます。
応援してくださる方、ありがとうございます。