古本まつりがスタート

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神保町は古本まつりで大変な人出でした。
靖国通り沿いにはワゴンの列。
がらんどうのお嬢様、外に立ちっぱなしでちょっと寒そう。
「風邪ひかないでね」と言葉を残してきました。

倉庫の引越しで、本の重みにひぃひぃいっているそのときに。
なんと市場で大量の山を買って、送料が高くついてしまった大バカ者は私です。
1箱でおさまらず、2箱に分けるも、
超過料金になりそうだと言われ、ああでもないこうでもないと
順列組み合わせを変えながら梱包。
よりにもよってそんなみっともない姿で奮闘しているところに
にこやかに話しかけてくる股旅堂さん。
そして、なぜこんなところにの揚羽堂さん
(そのワケは、ブログを読んで判明しました)。
日月堂さんも大荷物で「どうしようかなあ」とつぶやいていました。
あの日月堂さんでも悩むんです、なんとなく慰められます。

それにしても、なぜ今、こんな大山を買うのか。
自分が信じられん。
明日には我が家に届くはず。
せっかくの休みなのに引越しを手伝わせられる連れ合いには
あまり見せたくない。
どのみちバレるので書いてしまいました。

Y子会の皆さん、優しいお言葉をありがとうございました。
「手伝いにいくから、終わってから一緒に飲もう」だなんて素敵すぎます。
そんなことを口にできるって粋ですねえ。
大人としてカッコいいなあ。
私も言ってみたいもんです。
本当にヤバそうになったら泣きつきますので、
よろしくお願いします、Y子さんほか皆様。
そういえば、ノミラ君の髪型、よいですねえ。
今度の倉庫、隣の部屋に住んでいる人が
ちょっとノミラ君ふうでした。
フロなし部屋、本好きっぽい風貌(雰囲気だけ)。

倉庫といえば、食事しにいった餃子店で
神奈川のN書房さんから
前に床を抜いた話を聞きました。
修理に20万と言われたらしい。ああ、人ごとじゃない。
道路拡張で取り壊しが決まり、事なきを得たそうです。

帰宅したら、彷書月刊・田村さんのお声が留守電に。
彷書月刊を買って、電車で読みながら帰ってきたばかりでした。
いつかネットのお客様にも店頭で本を手にとっていただける
週2-3日営業の店をやりたいと、遠い目で夢見ております。
夢の夢です。

やはり、本は湿度のある場所、
通気性の悪いところにしまいこんだままだと痛むように思います。
温度・湿度管理のしっかりした場所に置いて、
ある程度、人の目が届かないといけません。
さまざまなものから紙を守るサバイバル・・・。
よほど在庫を絞り込んで自分でしばしば確認するか、
(どんどん市場に出して回転させるか=私には無理)
あるいは、お客様にお手にとっていただき、
ページをめくっていただきお楽しみいただいた
ほうが良いのではないかという気がしてきました。
ご丁寧に扱っていただけるなら、そのほうがよいのかも…。
本は読んでこそ本、眺めてこそ本ですし。

さて、日がかわる前に本日の発送にかかります。
良い週末をお過ごしください。

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