倉庫

| コメント(0) | トラックバック(0)

行くあてのなくなりかかっていた本たちですが、
新たな倉庫がようやく決まりました。
値段はこれまでの2倍で、広さはなんと5倍。
K書房さんの言うように自分が扱いたいものの体積を考えると、
このぐらいの広さがないと無理。
ただし、安い理由があり、自分で板を敷かないと
床が抜けかねないぐらい年季の入った古い倉庫です。

やはり、本の置き場としては湿度も温度も大事。
人が住みにくい環境じゃダメなのでしょう。
古いですが通気性がよさそうだし、本には優しそうと思いますが、こればっかりは。
使ってみないとわかりません。

床が抜けない方法について不動産屋でご指南いただきました。
?千冊あると言ったら真剣に「引越し大変だねえ」といわれました。
いやもう、あとはこつこつ本を運ぶのみ。
本の散歩展から腰がもうやばい感じ。
単行本はともかく、大型本は束ねるのが難儀でもう。
本当はすべて自力でやりたいのですが、
無理して歩けなくなるとまずいので
家人にヘルプを請うております。
Kさんも「本縛るぐらいならできるよ」と言ってくださって、
そのお言葉だけでもありがたい限り。
でも、Kさんきっと火曜は体調よくないですよ。
お言葉だけでもありがたかったです。

金曜は市場(明治古典会)。
行ける状況ではないですが、打ち合わせがあるのでなんとか行きたいと思います。

小島信夫さんがお亡くなりになりました。
わが母校の先生でもありました。
「第三の新人」といえば、当時はまだ評価が定まっていないという理由から
卒論にも取上げにくいころでした。
卒論に吉行を取上げようとして「まだ新しすぎるから」と
先生に反対された友人がいます。
先生自身が吉行をどう読めばいいのか
とらえきれずにいたんじゃないでしょうか。
吉行淳之介も遠藤周作も、そして小島信夫も…。
生前もっともっと評価されるべきだったのではと思うのは
センチメンタルすぎるのでしょうね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.omaken.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/4602

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ