梱包材について

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当店は梱包材を、本のサイズにあわせて何種類も用意しています。
しかし、これが思いのほか場所をとるのです。
ただでさえ本でいっぱいの書庫に、さらに梱包材が加わって、
6畳ほどの部屋がもう足の踏み場もないありさまです。
しかも、梱包材をあれこれそろえようとすると、お金もかかります。
梱包材で苦心するなんて、オンライン古本屋を始めてみて初めてわかりました。
梱包・発送は、本が売れている限り毎日の作業になりますので、
●梱包しやすい
●能率がよい
●強度がよい
●経済的
 この4条件は、どうしても必須だと思います。
他店から本を買うと、どのような梱包材を使って、どのように梱包しているか、とても勉強になります。

大型本や変形本など、どうしてもぴったりの梱包材が見つからないとき
用にと、板ダンボールを使い始めてみました。
板ダンボールだと、どんなサイズの本でも対応できますし、
何重かにすれば意外と強度もあるかな(どうかな)と。

本当は段ボール箱に入れたほうがいいかなと思うときもあり、
何冊もお送りするときや、型崩れが心配なときは
段ボール箱に入れて梱包しています。

しかし、お客様にとってゴミが増えすぎてしまわないかどうか、
私はそんなところをかなり気にしてしまうほうなのです。
自分も過剰包装で本が届くと、ゴミが増えて本当に困るので。
これまではブチブチのエアーパッキングも、使わないで済むものなら
できるだけ使いたくないと考えてきました。
(こちらは強度に不安がある場合、最近はときどき使うようになりつつあります)
ゴミを増やさないためとはいっても、簡易包装すぎては強度に不安があります。
お客様のお手もとに無事に届くかどうか心配です。
ころあいが難しい。
ほどよい強度の梱包というのが、私にとって最大のテーマであり、
まだまだ模索状態です。

そこで今日もまた、梱包に使えそうなものを見つけてきました。
もっとも、同業者の皆様はとっくにご存知かもしれませんね。
私だけが知らずにいたのかもしれませんが…(あーあ)。

■ニチバンの段ボール包装用強粘着「布粘着テープ」
50mm×25m 私が買った価格は367円。

■ニチバンの段ボール包装用強粘着タイプ「ハイクラフトテープ」
50mm×50m 私が買った価格は409円。

後者には「重ね貼り可能 字がかける(油性インク)すべりにくい」と書かれています。
普通の紙ガムテだと、重ねて貼ることができません。
重なった部分がスカスカ浮いてしまいます。
409円というとちょっと高いですが、板ダンボールを閉じる際、
ぐるぐる梱包するため「重ね貼り可能」は便利かなと思います。
PARCOの文房具店で試しに買ってみたので、
もっと安く探すこともできると思います。
まずは、お試し用にと買ってみました。

以前、色とりどりでかわいいのですが、きゃしゃなガムテを使っていました。
ところが、すぐ縦に裂けたりして、ヘビーユーズには向いていませんでした。
ちょっと値段のいいクラフトテープを買ってみたら、
あまりの使い勝手のよさに驚き、感動さえ覚えました。
ガムテだけは安いものは使わないようにしようと気付きました。

ネットであれこれ探していると気付かないことも多いので、
やはり、たまには文房具店ものぞいてみるもんだと思いました。
どなたか、よい情報をお持ちの方、情報を教えていただけたらと思います。
ニチバンHP 粘着テープ

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おかげさまで、
「色とりどりでかわいいのですが、きゃしゃなガムテ」は、
もっぱらCD-Rを送る時に私が使用しております。

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