井上夢人のラバー・ソウル
GWの間比較的ゆっくり出来たので、小説を結構読んでいたのですが、その中の一冊。
井上夢人らしいトリックで最後にどーんとひっくり返るわけですが、やっぱりこういうのうまい。
ビートルズの曲名に沿ってストーリーが進んでいくところも中身とちゃんとリンクをしているわけです。
何よりも主人公の設定がすごくて、誰が見ても、そうなっちゃうよねーというストーリーで、登場人物ごとに視点がどんどん変わっていくので、あれ?と思っているうちに話しに引き込まれていて、最後には、あれ、そういうこと?と言うのが伏線はあるんだろうけど、とても想像が付かないです。
いやー本当面白かった。
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