以前から気になっていたけれど一度も見たことなかったラクダカルテット。
こんなメンバーなんですよ。
ラクダカルテット
水上聡(Key)林栄一(sax)佐藤帆(sax)類家心平(tp)
水谷浩章(B)向山テツ(Ds)外山明(Ds)中村敬(Vo)
さらに本日はぞくぞくかぞくのテッシーさんゲスト参加ということで。
東京少年+ティポグラフィカ+αって感じでしょうか。
小雨降る中、久しぶりに向かいました新宿PITINN。
信号を渡ったところで気づきました。あの居酒屋ひとみがやっていません。
入口になにやら張り紙が。
裁判所による強制執行中で立ち入り禁止らしい・・・
むーん・・・安くていいお店でしたが残念。
おじさん、おばさんはお元気でしょうか。
さてPITINN。入口付近でギターリスト和泉聡志さんと遭遇。
客席は雨の影響もあるのでしょうか、思ったより少なめ。
まあしょうがないですね。
セッティングを終えたテッシーさんと「アウェーへようこそ」などと雑談しておりますと、
予定通りのMさん現れました。ギリギリ間に合いましたMさんも到着。
アウェーでサポーターおじさん3人。
20時すぎ、メンバー静かに登場。
向かって左から水上さん、外山さん、水谷さん。
ティポグラフィカですね。
フロントには類家さん、佐藤さんの官2人。一番右にテッシーさんという並び。
本日はテツさんと林さんがお休みということで小編成ラクダです。
林さん、18歳のときに見た山下洋輔+1で吹きまくってるのを見て以来好きなサックスの人。
久々に聴くのを楽しみにしていたのですが残念。
演奏はリーダーであります水上さんが引っ張ります。
機械で電子音を鳴らしつつ、2段に置いたキーボードを弾きます。
上は懐かしいKORGのM1。時々(かなり)カウベル。
ザッパがシンクラヴィアで作ったアルバムの曲のような雰囲気も。
リズムは変です。
外山さんのリズムはやはり変。まともに刻みませんねー。
ビートがなまってます。でも合ってる。
全体の軸になっているのが水谷さんのベースでしょう。
フレットレスエレクトリックベース。いい音です。安定してます。
トランペット類家さんは堂々とした吹きっぷり。気持ちよい。
一度お見かけした武蔵野深海ラウンジからかなり進化されているようです。
サックス佐藤さんはKORGの小さいシンセも使い、効果音だしてました。
サックスは太い安定した音。
江藤さん、和泉さんとやってるa.t.m.の方だったのですね。
これらのメンバーが出す変なリズムのジャズファンク?な曲に絡んで行くのがギターテッシーさん。
ベロギター。
メロディーも複雑ですから、ワウを使ったリズム刻みでの絡みが多いですね。
表情は終始まじめ。
後半には中村さんのボーカルも加わってさらに変に。
テツさんがいるともう少しロック色が強くなるのかもしれませんが、
本日はティポグラフィカ寄りな演奏と言えましょう。
ポップなティポ。
これはこれで好きなんですが。
テッシーさんにもう少しガツンと弾いてもらいたかったところですけれど、まあアウェーですから。
アウェーならではの控えめな演奏ということで。
それにしてもラクダ・カルテット、不思議なバンドでした。
テツさん、林さんが入った時を見てみたくなりました。
ベースの水谷さん、フレットレスのエレクトリックで1度、アコースティックのアップライトで1度見たのですが、エレクトリックの方が凄かった印象があります。
まあ、やっていることが全然違ったので比べるのもアレですが。
水谷さん、アコースティックしか見たことなくて。
エレキベース姿は初めてでした。
ティポの時もアコースティックでしたがそれは凄かったです。