ここのところ、小三冶に談志と大御所の芸を見ていたわけですが、
今回は若手といわれるあたりの元気のよい落語家が四人。
トリは春から笑点の大喜利メンバーに加わった春風亭昇太ということもあってか満員御礼。
二つ目の春風亭朝之助がさらりと牛ほめを。
続いて、以下出演順に。
三遊亭白鳥。
完全に自作の落語をするらしいと噂には聞いていたのですがこれがすごかった。
演目はオバサン部隊。
オバサンパワーを見込んだ防衛庁が大量のオバサンを自衛隊に雇い、
イラクへ派遣するお話。なんでしょうね、これは。
とにかく笑いまして。笑いすぎで涙出ました。
柳亭市馬。
片棒。
この方は一番古典っぽかったでしょうか。
中入り後。
柳家喬太郎。
見るのは二度目かな、確か。
お菊の皿。
「一枚〜、二枚〜」という有名な怪談がベースの有名なお話ですね。
動きは派手です。
かなりアレンジ。ワールドカップ、ブラジルなどの話題も絡めつつ。
団鬼六風な前半のギラギラした感じはなかなか恐ろしくすばらしいものがありました。
春風亭昇太。
伝説?の落語ドラマタイガー&ドラゴンにも出演してましたね。
演目はこれも有名な時そば。
これまた派手な動きです。
元々の噺がどこまでなのかわかりませんがやはりアレンジされているのかも。
お客さんもかなりノリノリでなんといいますか落語会とは思えないような雰囲気。
それにしてもこの40歳中盤あたりの落語家さんたち、勢いありますよ。
見に来ていた方々も若い人多し。
枯れた芸もすばらしいですが、それとはまた違った楽しみがあります。