もんごメモ

４月１８日（火） JAZZ TODAY in Komaba 2006@東京大学駒場小空間

一週間、東京大学教養学部内の建物でJAZZを無料で聴かせましょう、という太っ腹な企画。
JAZZ TODAY in Komaba 2006。

・東京大学ってところへ入ってみたい
・Jim O’rourkeって人を見てみたい

そんなわけで行ってみました。
毎日日替わり盛りだくさんなこのイベント、この日はタイトル”for Derek Bailey”。
出演他はこんな予定。
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”for Derek Bailey”
大友良英
Jim O’rourke
combo piano
アンダース・エドストローム監督作品
『one plus one 2』上映
（デレク・ベイリーのドキュメンタリー）
木幡和枝（トーク出演）
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開場時間少し過ぎに到着し、大学内へ。
新歓の時期ですね、勧誘のサークル立て看がずらり。大学です、キャンパスです。
右手方向奥まったところにある会場に着くとすでに長蛇の列。
出演者の誰がこんなに人気者なのでしょうか。やはりジム・オルーク？
デレク・ベイリー人気とは思えませんが。
中は人でぎっしり。遅くに来たので当然立ち見。

まずは映画『one plus one 2』の上映。
むーん・・・デレクがTVをぼーっと観ています。電話がかかってきました。
誰かと話してます。
ギター弾く場面も映ってはおりますが、まさに生活そのままを映したドキュメンタリー。
自宅でしょう、本棚などのインテリアとか興味深い映像ではあります。
皆さんかなり退屈そうですが、大丈夫でしょうか。

上演後、主催者側より謝りが。
編集ミスだかで監督が意図しないノイズが入ってしまったらしいのです。
正直、どれが意図しないノイズでどれがデレクが出している意図的なノイズなのか・・・判別不能。
監督としてはかなり不本意だったようで、急遽土曜に再上映決定です。
（このため、土曜の開場時間は予定より１時間早まるそうな）

小休憩後、combo pianoさんの演奏。
小さなシンセでノイズを出し続け、それにピアノソロをかぶせます。独奏。
いいピアノです、この人。最近の坂本龍一の音にも近いかも。
ふむふむ。

またも小休憩。
このあたりで勘違いに気づきました。
大友良英、ジム・オルーク、コンボピアノ３名の競演だと勝手に思ってました。
どうやら３人が順にソロ演奏する様子・・・

次に出てきたのは大友さん。少しお話。
こんな豪華な無料ライブやられたら有料ライブに人が集まらなくて困るとか、
動くデレク・ベイリーを見ることができてよかった、とか、
この場所は立て替えられる前、江戸アケミが最後にイベントで演奏した場所だとか、とか、
この場所には税金も使われているのだからいいイベントどんどんやってね、学生さん、とか。
大友さんの話はなかなか人を惹きつけますね。
唐突に演奏開始。激しく鋭くギターを鳴らします。
うるさく、ノイズだけれどもきれいなギターインプロビゼーション。

またまた小休憩。
ただイベントなのにやたら長くて盛りだくさんです。
やっと登場、ジム・オルーク。
はやり唐突にギターを鳴らし始めインプロビゼーション。
ギターソロといってもまったく違うこの２人。これはこれでおもしろい。

さらに小休憩１０分。この時点で午後１０時過ぎ。
この後にデレク・ベイリー関係本の翻訳をされたという木幡和枝を交え、
出演者のトークがあるらしい・・・
立ちっぱなし、腹減りすぎで限界です・・・トークはあきらめて帰宅。

なかなか貴重な演奏＆映像をみることはできましたが、
なんだか修行のような数時間でもありました。

コメントを書く人 mongo : 2006年04月19日 07:08 | トラックバック