ジョン・メイヤーの来日公演@恵比寿ガーデンホールに行ってきました。
何度も取り上げているJohn Mayerくんですが、やっと11月9日にライブを見ることが出来ました。
アメリカにいたとき家の近くのShoreline Amphitheatreで見れるチャンスがあったんだけど、仕事とかビザの理由で行くことが出来ませんでした・・・。
さて、この世界ツアー、アメリカからヨーロッパ、オセアニアを回ってから日本に来ています。かなりタフですね〜。セットリストはHPでいつも公開されているんだけど、やはりNew Album "Continuum"からの曲が中心ですね。聞く方としてはなじみの深い1st, 2ndからもっと聞きたかったのですがね〜。
ギターはFenderのStratocasterを何本か、MartinのJMモデルでした。
Stratocasterはサンバーストの本人のモデルらしきものもあれば、ローズ指板になったクラプトンのブラッキーっぽいもの、以前MacWorldに出たときに使ったジミヘンの有名なペイントのものなんかが目立ってましたね。
アンプはTwo-Rockのなんというモデルかよく知らないんだけど、最近ずっと使っているやつですね。CDで聞くあの音そのまま出てきます。ジョンの演奏も当然ですが、このアンプはクリーンからクランチにかけての音がすばらしいです。歪ませたときはちょっとキンキンうるさい印象がありましたが、これはPAのせいかもなあ?
このTwo-Rockアンプ、聞くところによると値段もすごいことになっているようです。一度試してみたいもんです。
それにしても相変わらずギター上手いです、上手すぎっす。
ライブCDとかで聞いているので想像はしていましたが、相当です。ジミヘンのカバーやっちゃうくらいですから影響を受けていますし、スティービー・レイ・ヴォーンの影響もかなり強いです。が、それ以上の個性を持っています。
スティーブ・ジョーダン先生と組んだ去年のアルバムTRY!での3ピースでの演奏と違い、今回は本人を含めてギターが3人、オルガン・キーボード、ドラム、ベース、ラッパ、サックスと合計8人もいました。
サポートのギターの人たちまで曲毎にギター取っ替えるから大忙しでしたね、そういえば。
会場の恵比寿ガーデンホールですが、中型のホールっていうんですか?床が板張りでこんなロック以外のイベントに使われそうな雰囲気でした。ビールも小さなミネラルウォーターも500円ってのはちょっとアレですが・・・
一応セットリストっす:
Belief
Good Love is On the Way
Vultures
I Don't Trust Myself (With Loving You)
Why Georgia
Clarity
The Heart of Life
Bigger Than My Body
Gravity
Waiting on the World to Change
In Repair
-- アンコール --
Slow Dancing in a Burning Room
No Such Thing
ん〜、なんか1時間半やったかどうだかっていう感じであっという間でした。
もうちょっと見たかった!
そうそう、MCで日本語でいう”かわいい”って言葉を女の子に使うときにアメリカの人が言おうとすると"Kuwai-i"みたいな感じで発音するので、我々が聞いてしまうと”こわい”に聞こえちゃうって話してました。ジョン曰く、「俺はさっきまで”こわい”っていってしまうと全然意味が違うなんて知らなかった、だから日本の女の子にもてないんだ!」なんてほざいてました。
最後に悲しいお知らせ:
ステージ上のジョン君は、髪の毛長くてぬぼーっとした印象。決して格好悪いというんじゃないけど、似てた、やっぱり!