吉野金次の復帰を願う緊急コンサート

28日に矢野顕子さんが呼びかけて実現した”吉野金次の復帰を願う緊急コンサート”に行ってきました

おまえさんに誘われてノコノコ出て行くと、そこは下北沢。10年以上ぶりです。
井の頭線のホームを出てタウンホールと書いてある方向に出たつもりがなぜかいつの間にか住宅街。
これはおかしいと通りがかりのポリスメンに訪ねると、「あー、反対ですよ~、こっちに5分くらい歩いて踏み切り渡って右ですよ~」と陽気なコメント。

さすが下北と思いながら本当に5分くらい汗だくになって歩いてホールに到着。会場は300人程度入れるかという会場ですでに満員。んー、どこにおるんじゃと探してVIVAな眺めで会場を見上げると手を振る見覚えのあるひげ面、確か土曜日にもお会いしたような。

席についてすぐにライブが始まりました。間に合って良かった!
矢野さん、何度かライブを見ていますが今日はとてもラフなジーンズ姿が新鮮。颯爽と4曲決めて次は細野さん、初めましてでした。ブギーが軽くヒットしてノックアウトでした。熱心なファンではないのですが、その時々に自分のスタイル決めてますよね。バンドとの演奏もすばらしいものでした。とくにスライドギターの方。

次々と吉野さんをサポートするミュージシャンが出てきます。本人達、スタッフともにボランティアのこのライブですが、内容がとても濃い。ゆず、友部正人、井上陽水!、大貫妙子!、佐野元春!と、テレビやCDで聞いたことがある皆さんの演奏、1曲とかだけでもバシッと決まるプロは本当にスゴイです。

陽水氏、声がツヤツヤで声量がとんでもない!
元春はMotoharu Radio Showの頃から変わらないあの喋りっす!
「僕がまだ小さな街の片隅でギターを弾いていたころ、キミは遠い街で夢見るバレリーナ」(←勝手につくった)のようなあの喋りで感動。Somedayもハングリーハートではなくアコギいっちょで決まっていました。

みなさん吉野さんとの思い出を語りながら演奏し、なにか力になれればと言う気持ちが伝わってきました。レコーディングエンジニア、プロデューサーとしての氏の影響って本当に大きいものなんだと、実感しますね。

そんな濃い演奏で大満足っすから、ついつい盛り上がってしまい、ライブのあとのBeerもおいしかったです、はい。

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吉野金次さん。レコーディングエンジニアのすごい人。 矢野顕子さんの映像ドキュメンタリー「 SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~ 」での やさしくも妥協しない、そしてミュージシャンのよさを最大限に引き出す仕事ぶりが印象的でした。 病に倒れられた吉野さんのために ... 続きを読む

コメント(3)

Mongo :

あ、モゲヲさんも反対行ってしまったのね。
うちの奥さんもそんな感じらしかったですよ。

だはは~、下北キケンです~(汗)

確かに下北はいつ行ってもごちゃごちゃしてます.
今回は奇跡的に迷いませんでしたよ.僕.

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このページは、Mickが2006年8月30日 23:29に書いたブログ記事です。

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