Ducati MotoGPチームマネージャーのインタビュー記事 (1)


2003, 2004年を振り返ると同時に今シーズンのことも語っております。

Ducati MotoGPチームマネージャーのLicio Suppo氏がSuperbike planetのインタビューに答えた記事がここに出ております。要約だけですがいってみましょー。

Q) 2004年はどうだったんじゃ?
A)あー、もうねー、期待は大きかったけどさあ。最後はまあそれなりだったからねえ。まあでもやっぱ期待してたほどじゃなかったのは正直なとこだろーよ。問題とかにまあそれなりに対処できたからまた勉強の一年だったね。

Q)2003年はよかったねー
A)出来すぎくらいにね。2年目はチャンピオンを期待されたけどまあ若さが出たっていうか、だれもそれに気が付いたいなかったんだけど。競争相手に比べて経験がないもんね、うちは。シーズン前に03のマシンと04のマシンを一緒にテストしなくてそれが大きな間違いだったよ。タイヤもバイクも変わっちゃって運もなかったとも言えるけど、新しいマシンの何が悪いかわかんないような状況もよくなかったね。

Q)ライダーとの信頼ってのはとても重要ですよね?
A)うん。もちろん全ての人に言えることだけどとくにMotoGPのレベルになるとさらに重要だよね。
2003年はうちも何度も表彰台に乗れてとてもいいシーズンだったよ。ホンダを一台やっつければよかったからね。あの年はホンダが6台いたけど勝負になったのはロッシとセテ、ビアッジだけだったからね。ニッキーは新人、加藤の代わりのなんとやらとまだまだだったブリジストンを使っていた玉田は考えなくて良かったから。でも2004年は6台のホンダ全員がいつも前に出てくるし、さらにいつも前にいるロッシはヤマハだったから相手が一気に増えたよ。おまけにほかのヤマハライダーも時々前に出てきたから表彰台さえすごくタフだったよ。だから2003年と同じくらいのトップからの時間差でゴールしてももう表彰台はあり得なかったんだ。

Q)なんで04のバイクは03からそんなに変えたの?
A)03はサーキットによってすごく早かったでしょ、とくにバルセロナ(カタルニア)やムジェロとかではホンダと変わらないくらいね。でもストップ&ゴーが多いルマンやモテギではイマイチだったよね。そんで04は重量分配(weight distribution)を変えたんだけど、これがミシュランの新しいタイヤと合わなくてねー。このリヤタイヤはグリップがすごく増したんだけどバイクは03のタイヤの方が合ってたんじゃないかっていう雰囲気で。ルマンの直後のテストで03も走らせて、結局03と04のミックスみたいな形で対策したんだけどね。そのときベイリスのラップタイムは前日のレースでも最速だったからね。

Q)ベイリスと分かれるのは辛かったのでは?
A)そりゃね。長いこと悩んだよ。でもまあここ2年彼は何か迷っていたっていうかね。もっと早く走れたはずなのになにかこう、足りないというか。多分変化が必要だったと思うから最終戦で表彰台に上がったことでまた前に進めるんじゃないのかな。

あー、疲れた。後半は明日に続きます。



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このページは、Mickが2005年2月 1日 23:56に書いたブログ記事です。

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