先週日曜日。
元我堂金曜店長石ころさん&しおみんさんご夫妻のお宅でのパーティーへ
およばれしたしたときのこと。(お二方、ごちそうさまでございました)。
「元我堂のお客さんでハマー・モーって方のライブがあるんです、来週バルトで」とのお話。
チラシを見せていただくと、
「八弦電気琵琶 VS 鉄六弦七十五歳のブルース」と書いてあります。
75歳のじいさんがブルース歌うのかな?
なんだかわかりませんが「行きます、行きます」。というわけで行ってみました。
8月5日(土)、阿佐ヶ谷。浴衣の女性が大勢おります、祭?
七夕祭でした。
人でいっぱいのパール商店街を横目にバルトへ。
ハマー・モー独演会。
椅子がちょうどなくなるくらいにお客さんもはいりました。
緊張ぎみのハマー・モーさん、八弦電気琵琶を抱えて歌います。
初めて見る楽器。
丸みのある琵琶のようなボディにベースのネック。
弦は上2本が12弦ギターのように2本組。下4本はそのままで計8本。
独自のオープンチューニング(後でお聞きしたらオープンDをさらに日本音階っぽく変えているらしいです)で
スライドギターのように弾きます。
実に不思議な響き。歌のような語りのような物語。
セット2は鉄六弦に持ち替えます。
ドブロ・ギターの原型のようなギターらしいです。
75年前にNationalという会社が作っていたスチールボディのギターだそうで。
※検索してみたら、サン・ハウスが使っていたらしい。
http://www.vividcar.com/cgi-bin/WebObjects/f1b8d82887.woa/wa/read/f1bb2a4e98/
最近また復活したのかな?
http://www.nationalguitars.com/index_ie.html
このギターの独特の響きがまたよかったですね。
うそつきなおじさんを歌ったライヤー・アンクル、アルバイト時代に作ったハンバーグ・ブルースなど
オリジナルな歌もいい感じでした。
歌声はストリート・スライダース、ハリーさんっぽい艶のあるだみ声。
「普通に弾くギターはうまく弾けないんです」と謙遜されていたハマー・モーさん。
この奏法だけでこれだけ独自の世界を作り出せるってものすごいですよ。
ブルースでした。個人的には鉄六弦の方が好み。
まったく知らなくてひょいっと誘われて行ってみたわけですが、なかなかよい時間でしたよ。
バルト、居心地よいですしね。
中央線沿線にはまだまだおもしろい人が隠れているようです。
写真撮らせてください、と言ったらきちんと撮らせていただけました。
先日は私の拙い演奏を聴いて頂き、ありがとうございました。
またの機会があれば、是非。。
今後ともよろしくお願い致します。
またお会い出来る日を、楽しみに。。
ハマー・モーさん>
いえいえ、個性的な演奏でしたよ。
ドペラさんの歴史もとっても興味深く勉強になりました。
モンキーさんにもよろしくお伝えくださいませ。