ぺぺ・トルメント・アスカラール、と読みます。
いまやカリスマ(なんの?)とまで呼ばれているらしい菊池成孔さんの
南米テイスト?な演奏をするバンドです。
横浜赤レンガというかなりおしゃれな場所にあります、
Motion Blue YOKOHAMAというところで行われました。
「strip&dress up/DUB&FAKE NARUYOSHI KIKUCHI 1+1」
と題された2daysの2日目。
モーションブルーといえば。
このメモに初めて書いたライブメモ、Joe Zawinulを見に行ったのも、ここでした。
そんなわけでペペ繋がりな今夜のモーションブルー。
おしゃれなレストラン形式のライブハウスですが、
ブルーノートよりは席もゆったりして楽な感じ。
ピアノの後ろ、ステージ横あたりの席へ。
パーカッション&弦楽器の音から始まり、名曲「京マチコの夜」へ。
この曲のイントロ→テナーサックスのテーマがすばらしいのです。
そして南博さんのピアノソロも。
この部分を間近で生で聴けただけで本日の目的は達せられたといってもよいでしょう。
南さんのピアノ、初めて生で聴きましたがいいですね。
複雑なメロディのイントロ部、ピアノの高音「カッカッカッカッ」と4つ刻むのですが、
その刻みがとても気持ちよくて。
好きなタイプのピアニストでした。
南さんリーダーグループの演奏をちゃんと聴きたくなりました。
ゲストボーカルはカヒミ・カリィさん。
それはそれはもうカヒミさんそのもの、でした。
このバンドは、バンドネオン、ハープ(でっかいギリシャ建造物みたい)など
あまり見かけない楽器を演奏される方が参加されていて、それもまた興味深く。
弦の方も4人(いわゆる弦楽四重奏ですね)いらっしゃいまして。
あの弦の擦れる音は生に限りますね。
ビールが効いてやや眠くなりながらも心地よく聴いた1時間半でした。