71OkS2iOcDL._AC_SL1500_.jpg年度末恒例の大滝詠一のリリース、A LONG VACATION 40th Anniversary Editionを聞きましたよ。


A LONG VACATIONは10年ごとにリマスタリングをして、その時流通しているすべての媒体を収めたBOX版を出す、というお約束があるらしいのですが、ボックスは3万円超なのでさすがにCDのみをチョイスしました。
今回はそれに乗ってか同時に配信、ストリーミングも開始したので、更に聞くハードルが下がったなーという感じ。

という話はさておき、実はA LONG VACATIONを通しで聞くのは初めてだったりする僕なのです。
とは言え、一曲づつは細切れで聞いていたので、そんなに新しいものを聞いている感はなかったりします。そして、この人の曲は基本的に時代の音ではないので、今でも聞きやすいというのが良いところなんじゃないかなと、今更のように言ってみます。

今回のおまけ的なCD「Road to A LONG VACATION」は大滝氏がDJスタイルで曲を紹介していくのですが、スクールメイツの曲、出だしがジャパネットなんです。それが気になってほかが全然入ってこない(笑)



トムとジェリー (20210320見た)

unnamed.jpg実写映画になった(正しくはアニメと実写のハイブリッド)トムとジェリーを見てきましたよ。


アニメのトムとジェリーは幼き頃からテレビで親しんでいたのですが、おとなになってからはたまーに目についたDVDをうっかり買ってしまったりして、好きな状態がずっと続いていたのです。で、昨年知人から「実写あるよーん」と聞いて期待をしていたので、封切りの翌日に頑張って見に行ってまいりました。が、ここで問題があり、字幕上映を探したら上映館が少なく、上映していても回数が極端に少なくて、なんだよーという感じだったのですが、それを乗り越えやっと見られることに。

今まで長尺のトムとジェリーと言うものを見たことがないので、どうなんのかなーと思っていたら、大きなストーリーがあって、その中に今まで見たことのある細かい「あ、トムとジェリーってこんなん!」っていうネタが散りばめられるという構成で、そのネタの中にはピタゴラ装置みたいなやつとか、穴の空いたチーズがでてきたので、ファンの方、安心してください。

一つだけ、サウンドトラックがモダンな(笑)感じになっていて、昔のアニメのオーケストラでトムとジェリーの動きも表現する感じじゃなかったので、そこがちょっと残念。

ここまで書いて気づいたんですけど、実写とアニメのハイブリッドと書きましたが、今たいていの映画ってCG使ってるからハイブリットですよね...



折れた竜骨 上・下 | 米澤穂信 (20210320読んだ)

968BF49E-593E-45F6-A792-828782A980C1.jpeg米澤穂信の折れた竜骨を読みましたよ。



この本、7-8年前に旅行に行くときの飛行機で読もうと思ったのですが、途中でくじけて読めていませんでした。

ファンタジーでミステリー小説という、「特殊設定ミステリー」というカテゴリーがあるんだそうで。
呪術とか使える世界となると、何でもありなんで推理も何もなくなるんじゃないかと心配しながら読みすすめていったら、いろんな日科学的な現象鬼も色々制限をつけて推理に矛盾がない、というのがすごいところ。
あとこの本で、おっ?と思ったのはいじいじ悩んだりくるくる思想がループしてしまう若者が主人公ではないところが、米澤穂信の小説としてはめずらしいかも。

最後になって「折れた竜骨」というのが出てくるのですがこの最後の感じは僕好きです。



51I6xWPPEEL.jpgシュテファン ツヴァイク 著, 中野 京子 訳のマリー・アントワネット 上・下 を読みましたよ。



池田理代子の「ベルサイユのばら」の1巻を読み直す機会が先日ありまして、どう見ても少女漫画的な脚色があきがするので、実際ってどうだったのかねぇ、と思って読み始めたわけです。
とは言え、この本自体も史実に淡々と記録を並べている、という感じではなく、著者の主観も結構入っているわけですが。

この本、マリーアントワネットがフランスに嫁に行くところまではサラッと書かれているのですが、その後ルイ16世が結婚当初不能だったため、なかなか子供ができずにそれが彼女の性格形成に大きく影響する、ということを延々と書いてあるので、しんどくなって挫けそうになりましたが、そこを越えるとやりたい放題の暮らしが始まるので楽しくなります。
しかし、一人の王妃の無駄遣いで、国の財政が逼迫するって、どんな金の使いっぷりなんでしょうね、本当。
夜遊びが好きで、仮面舞踏会で遊びまくっていた、という話はまぁ想定範囲のお転婆だとして、別宅(城)を作ってそっちに入り浸って、そこには劇場も作って自分で芝居の主演までやるとなったら、なんか周りの人も付き合うの大変だっただろうなぁという気がします。

最期は断首刑となるわけですが、この本によると、どうやらその判決の根拠が曖昧らしく、なんとなく雰囲気で決まった、みたいなことが書いてあるのですが、これ事実だとしたらすごい時代ですよね。

全体を通して、ゴシップニュースによって彼女は必要以上に貶められていった、みたいな事が書いてあって。いつの世も変わらないのだなぁと。





640.jpgいよいよ終わった、と言う話を聞いて見に行ってきましたよ「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」


一番最初に見てからもう25年近くが経とうとしている、というのが一番の衝撃だったりはするのですが、見たら本当に終わっておりました。

まぁいろんな考察とかそんなのはおいといて、単純に愉しめばよいのではと思ったりはしているので、そんな僕的なこの映画のポイントは、思った以上にSF映画だったなぁと。そりゃロボットアニメだし、SFなのはみんな知ってるよ!って話なんだが、色々ちゃんとSFなんですよ、特に挿入歌。
そして音楽が盛り上げすぎてるってくらい鳴りまくっていて、おそらく邦画ではサウンドトラックにかけられる予算が最大級だと思われるのですが、本当惜しみなくって感じです。

ところでヱヴァンゲリヲン新劇場版が始まるときに所信表明ってのがあった、ということを思い出しました。(https://gigazine.net/news/20070217_evangelion/)
庵野監督はこの中で「「エヴァ」はくり返しの物語です。」とあるので、監督の年齢的にももう1周あるんじゃないと思ってるんですが、僕だけですかね?



41ON8c55lAL.jpgフレドリック ブラウンのさあ、気ちがいになりなさい


タイトルすげーと思って読んでみました。
そもそもフレドリック ブラウンさん1906年-1972年の方なので、SFとして古典に入る人ですね。
なので中身もザ・SFという感じのものが多かったりして結構好きなのですが
「電獣ヴァヴェリ」の静かな終わり方とか、「ノック」の後の星新一に繋がる感じは好きです。

というか、この本星新一訳でした。



41jreaUYUoL.jpg角野 栄子の魔女の宅急便|全6冊合本版を読みましたよ。


Kindole本のセールで安くなっていたのと、色々と興味があったので読むことに。

実は映画(アニメ、実写ともに)見ていないので、どんなもんかなーとは思っていたのですが、設定はシンプルな和製ファンタジーで、内容はなかなかに教育用っぽい(良くも悪くも)。

全6冊を一気に読んでしまったのですが、途中から雰囲気が変わった、と思ったら、2-3巻、5-6巻の間はちょっと間が空いていて、そのせいなのか、なるほどと納得。



ダブルトーン | 梶尾真治 (20210125読んだ)

71NTmOgXRRL.jpg梶尾真治のダブルトーンを読みましたよ。



タイムトリップもののSFといえば梶尾真治さんだなあ、といつも読むたびに思うのですが、これは厳密にはタイムトリップではなく雑に言っちゃうと「きみの名は」的な、時間がずれた人と記憶を共有するという話。
こっちは、ミステリーと言うか犯人探しの要素が多いので、最終的な感想はぜんぜん違う感じです。

それにしても梶尾真治さんは熊本にお住まいなのもあって舞台の熊本はちょいちょい知っている地名とかでてくるので、うほってなります。



61x3iLz4lIL._AC_SL1019_.jpg日髙のり子 Special Live with 清水信之を見に行ってきましたよ。


知人と清水信之さんのライブシリーズがあるので、そのうち行きましょうと話をしていて、直近にあったのがこの日髙のり子 Special Live with 清水信之だったのです。
が、その友人がお家の都合で行けないことになり別の知人(K氏)に声をかけたところ「マクドナルド チキンタツタのタイアップ?」というどうでも良いコメントが帰ってきたのですが、一緒に行くことに。

40周年ということで昨年12月に出したベストアルバムからの選曲がメインみたいです(実はよくわかってない)
でも何がすごいって、MCが上手いんですよ。まぁレポーターとかラジオDJも多いので当たり前っちゃ当たり前なのですが。
そんなMCの中で面白かったのは
・デビューしてから3年で3枚シングルを出しただけだった
・タッチをやってた頃は年に2枚アルバムを出していた
・「トップをねらえ! 〜Fly High〜」を1人2役で歌うという宴会芸がある(アンコールでやった)

このライブ、全体を通して何がすごいって、キーボードは清水信之さんなのですが、ギターが鳥山雄司さんだというところですよ。
コロナ絡みで本当会場のお客も少なめでちょっともったいないなーという感じでした。



61yWGDAGnOL.jpgSF JACKを読みましたよ。


これ買ったものの長らく放置してしまったのですが、意を決して読みました。

いろんな世代の作家が書き下ろしていて、SFの中でもタイムトラベル、超能力、宇宙など、バラエティに富んだ内容になっています。
中でも好きなのは
・ほとんど他の人達との接触が亡くなった世界の「リアリストたち」(山本弘)
・五感に次ぐ新しい感覚ができた世界の「あの懐かしい蝉の声は」(新井素子)
・理想の世界を作る「装飾の楽園」(小林泰三)
ですね。

決して未来は明るいだけじゃないよっていうところが良い!