Tribute to Chick Corea|小曽根真x上原ひろみ (20210922見た)

小曽根真x上原ひろみのTribute to Chick Coreaを見に行ってまいりました。

チック・コリアとの共演経験がある二人が共演する、という贅沢なコンサート。

チック・コリアと上原ひろみの共演は2007年にブルーノートで見たので知っていたのですが、小曽根真も共演してたとは知らず。
ところで小曽根真さん僕の中では若手ジャズピアニストというイメージが結構強くて、とは言え25年くらい前にCDを買っているので、そんな訳はないのですが、今年は60歳記念コンサートをやる、みたいな話を聞くといつもびっくりします(笑)

この日のセットリストはこんな感じ https://www.hirasaoffice06.com/news/view/368
チック・コリアの曲だけかと思ったら、それだけじゃないというところがポイントですかね。特に上原ひろみの"Fortitude"はニューアルバムでは弦カルテットとでしたが、ピアノ2台でとなると全然違う曲になるところが面白い。

サントリーホールでピアノ2台ということだからかこの日はPA無し。いつもの上原ひろみの感じで1曲目ガツンと来るかと思ったら"お...おう"という感じで、耳が慣れるまで時間かかりました(笑)

で、最後はもちろん"Spain"。なんというかこの曲をやらないと終われない、みたいな雰囲気すらあってそれはそれでどうかと思うんですが、曲は良いので。

比較的かっちりした演奏をする小曽根さんと、自由な上原さんの対比がやっぱり面白いコンサートでした。映像化されると面白いんですけどね。

それにしても小曽根さんのMCは立て板に水というのか、やっぱり場数を踏んでいるなぁと言う感じでした。