EAST MEETS WEST 2019 (20190428見た)

info_img01.jpgEAST MEETS WEST 2019を見に行ってきましたよ。


これ2月か3月ころにニュースで見かけて行かねば!と思って色んな人を誘ってみたものの、GWにかかっているためか皆さんご多忙で、一人で観に行くことに。

今回ミュージックディレクターのウィル・リーとクリス・パーカーは毎年矢野顕子のブルーノート公演で拝見しているので、今回もそんな感じですか?と思ったらギター、キーボードx2、コーラスx2、ドラムx2、ベースx2、3管という豪華な編成。

まずは藤巻亮太から、いや、本当申し訳ないのですが勉強不足で、この方がレミオロメンの方だと知ったのは演奏が始まってからなのです。そして知っている曲は1曲だけという面白い展開ではございました。
藤巻さん声もバンバン出ていて、ギターも弾きまくっていて、これは人気あるなぁという感じ。僕が唯一知っているという"3月9日"は桑原あいのピアノ+ご自身のギターでしっとりと。ステージ全体的に勢いがあってこういうの久しぶりに聞いたなぁという感じ。(ファンの人は相当いてみんな同じ振付で手を上げてました)

次は矢野顕子。"BAKABON"から、"これでいいのだ~"を外人コーラス隊と共に畳み掛ける矢野さん。ブラスも入って普段にない楽しさがあります。
その後はゴジラ、モスラのメドレー、トリオでも格好いいのに、そこにキーボード、ギター、ブラスが追加されているので、笑えるくらいの格好良さ。(矢野さんはこの曲が終わったあと"音が大きかったわねぇ"とのコメント)
そして、"変わるし"ではメンバーのソロ回し、やっぱり手練の皆さんなのでこの辺気持ちいい。
最後は"ラーメン食べたい"これはレコードに忠実な感じなんだけど、これまたコーラス隊がノリノリで歌う"ラーメンたーべたい"が妙にうまくて本当笑えるのです。本人たちはどういう意味かわかって歌っているのでしょうか?
トリオの演奏が拡張された感じなんだけど、みんなが楽しそうで本当に良い。

で、休憩を挟んで、桑原あい。最近名前を聞くので、CDはちょいちょい聞くのですが、ライブで見るのは初めて。この日はハウスバンドのメンバーとしても活躍しているので、出ずっぱりで大変そうなのですが、演奏する姿は本当に楽しそう。超絶技巧!みたいな感じは受けないんだけど、きっちり弾いて行く感じがなかなかです。
途中で演奏したドラム(山田玲)とのデュオでやったSir Dukeも格好良かった。

本編最後はサム・ムーア。本当不勉強にしてこの方存じ上げなかったのですが、R&Bの偉い人なんですね。僕は曲も全くわからないという体たらくなのですが、この人足が悪いみたいで、座ってのパフォーマンスなのですが、とにかく声が出るし客の煽り方もうまいし、すげーなーとしか言いようがない。

そしてアンコールは出演者+ランディ・ブレッカーによるセッション大会。矢野さんはここではスキャットで参加。

面白いイベントでした。でしたが、1列目でベースアンプ、ギターアンプの前だったため、他の音が聞こえにくくてちょっと残念。
でも色んなアーティストを間近で見られてそれは幸せということか。