6.もっとマニアックに絵本を楽しむ ワークショップ(12/28 14:14)


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●もっとマニアックに絵本を楽しむワークショップ ご案内

 始まりは、とあるお客様とのちょっとした会話でした。
「最近、洋書絵本はどう? 売れますか?」
 と、なにげないお尋ねに対して、
「・・・・・そうですね、結構難しいですかね・・・」
 と。

 これまでのやりとりを通じまして、その方も分野こそ異なりますが、ご商売をなさっていることを知っておりましたので、
最近考えておりましたことを、ちょっとお話しさせていただきました。

 洋書絵本ー実際には洋書だけに限らず、古い絵本にも絵雑誌についても全般にいえることなのですがー
 長く一ジャンルの本を極め続けていこうと蒐集し続ける方は少なくなっているように感じていること
 興味を持って買い始めても、じき違う方向へ移行していくこと、
 洋書絵本はとても面白いのですが、言葉の問題などもあり、深い魅力についてさらに彫り上げて知っていくのがそうたやすくないのではないかということ
 経済状況があまりよくないこともあり、以前、熱心にいろいろお買い上げくださっていた方も、最近はお買い上げ額が徐々に少なくなっているように思うこと
 お客様のもとへ買取にいって、自分としては充分にお支払いするつもりであっても、もっとも値段が高い時期に洋書絵本を蒐集なさっている方からすれば、「どうして、買取値がそんな低いのか。自分が買っていたころの10分の1、もっと安くになってしまうのか」とお感じになること、
 それに対して自分も申し訳なくなるし、この先、古書店も古書をお売りになろうとするお客様もどんどん厳しい状況になっていってしまうのでは、と危惧していること・・・などなど。

 すると、長年、本を蒐集しながら、ご自身のご商売を続けていらっしゃるその方は、おっしゃったのでした。
「本の魅力を人に伝えていく努力をさらにしたほうがいいかもしれませんね。
さまざまな世代、さまざまな人に本の奥深い面白さを伝えていくことが必要かもしれないね」

 そのとき、自分の頭に浮かんだのは、私の周辺に、仕事柄、絵本や本、製作と関わっていて、さまざまな面白い話をできそうな人が何人もいること。
 これまでお聞きしてきたなかで、さらにその話をじっくり私もお聞きしたいと感じていること。
私自身、知らないことが多すぎる、もっともっといろいろ知りたい、知るのは楽しいことだから。
 そして、関西で、ペール・カストール・アルバムの魅力を伝える講習会を開いている絵本専門店のこと。
 グリム書房さんのこと。ビー・ラビッツさんのこと・・・。
 魅力的な話をできる人がいらっしゃるのですから、その方のお話を私ひとりで聞くのはあまりに惜しい、どなたかとともに魅力的な話を聞き、共有していけないだろうかということ。
 やがては、それぞれがそれぞれの場で、誰かに本の魅力を伝えられるようになっていけたらと。
 どなたかのトークショーというよりは、聞きたいことを聞きたい人が質問しやすいような、全員参加型のワークショップをできないか、
 このワークショップ自体には即効性のある利益を求めることはしない、
 むしろ会場費・人件費など最小限にして(恐縮ながら、お招きする人への謝礼などもあまりお支払いできないかもしれないのですが)
 そのかわり、興味がある人が興味がある人とともに続けていけるように、
 できれば、細くでもいいので長くーできれば長期間にわたって続けていけないか。
 自分はセッティングをして、できれば、トーク内容を全文でなく抄録であっても記録していきたい。
 活字にしていきたいが、海ねこ目録に収録させていただく形をとれば、印刷代をそう多く使わずとも広く読んでいただけるようになるのではないだろうかと。
 まあ大げさかもしれませんが、誰かと何かを共有できる場になっていけたらと。
 いろいろ思いつきが思いつきを呼んでいき・・・。

 思いついた方にちょっとご案内させていただいたところ、ご協力をいただけそうな方がひとり、またひとりと名乗りあげてくださいました。

 そこで。

 5月頃、古書開館でイベントを行うかもしれませんので、いずれはそちらでとも思いますが、
 長期的に続けていくための、まずは第一回といたしまして、
 私がまず最初にお話を聞いてみたいとかねてより思っていた方をお招きすることになりました。
 
 まずは、ご参加したい方がいらっしゃいましたら、まずはご連絡をいただけますと幸いです。
 参加者の人数によって、場所を考える必要があるため。


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