僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史|古川享 (20160216読んだ)

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71x2bw4uG3L._SL1500_.jpg古川享の僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史


まだ20世紀だった頃、WindowsCE 2.1だかの発表会とセミナーがありまして、組込でCE使うぜ!と息巻いていた僕は参加したわけですが、そのときに基調講演をしたのが古川さんだったんですよ。
最初はもごもご話す人だなぁと聞いていたのですが話す内容が本当面白くて、ぐんぐん引き込まれて"この人はただ者じゃ無いな"と思って以来、いろいろとこの人の文章には目を通すようにしています。
でもってこの本は本人が冒頭に書いてあるとおり、体調を壊したりしたので、一旦色々まとめてみようとした本だそうです。
主に設立当時のアスキーの話とそれを中心にした日本のパソコン史という感じで、今レジェンドと呼ばれるような人たちが一緒に働いていたみたいな環境があってみたいな話で、いやちょっと覗いてみたかったというか僕が働き出した頃はもうPCもある程度家電化し始めていたので、もうそんな環境は多くは無かったのでちょっと残念。(いや、あったとしても僕がそういう場に行くかというとちょっとあれですが)

それとこれどうでもいい話ですが、そのWindowsCEの発表会の後レセプションパーティーがあって、そこでフォアグラ丼が出て"マイクロソフト超すげー"と思ったのを覚えてます。克明に。