02.行ったライヴとか体験したこと: 2010年4月アーカイブ

wilco.jpg4月23日(金)

寒くて小雨も降っている金曜日。

待望の来日、WILCOのライブへ。
テーパーセクションが用意されるということで、
PA前のエリアにはマイクスタンドがニョキニョキと
立ち、なかなかすばらしい眺めに。

ぎっしりと入った19時過ぎに演奏開始。
演奏と照明がシンクロしたステージ。
淡々とした演奏。
静かに聞かせるかと思ったとたん、激しく爆発。
個々のメンバーの音がいい。
グレン・コッツェのドラム、独特。

 

アメリカでのShowより時間は短めのようでしたが、満足。
いいバンドでした。ぜひまた来て欲しい。

4月17日(土)

まだ寒いが雨が上がったので行動開始。

青山へ。久しぶりなので、昨年お世話になった日月堂さんへ。
紙メディアの行く末など話す。

食事後、ヤギヤスオ展へ。ギャラリー・ビリケン。
ザッパ、じゃがたら、ボ・ガンボス関連のジャケットデザインや解説などでおなじみ。
小さな店にあの絵が大量に。とにかくこの人が関わった作品の多さに驚く。
書いた文章の多さにも。ご本人もいて、ニコニコとしてた。
色とかは結構派手だが、やさしい絵だ。

五反田へ移動。古本海ねこも出展中の南部古書会館で行なわれている本の散歩展へ。
安いのでうっかり3冊購入。重い。おやつ時に行ってしまい、お菓子をいただいてしまう。
働いてないのにごちそうさまです。

渋谷へ移動。久々にタワーレコードで。ルース・ファーなどWilco関連の持ってないもの、
最近話題のジム・オルーク物など購入。タワーのポイントカード、期限切れてた。
そんなに来てなかったのか。ネット買いばかりだったからか。

思ったより前倒しで行動してまだ明るいので、代々木公園へ。
アースデイで歌を歌うレヨナに間に合いそうだったので。
レヨナはアコギ持って一人弾き語り。相変わらずのややハスキーな声で歌う。
この声、いいね、やっぱり。なかなかの存在感。

日が陰り寒くなってきたので、友人と中華料理屋で飲み反省会。

よく移動し、よく歩き、本やCDを買い、いろいろ食べた活動的な休日。


 

4月14日(水)

夕方、久しぶりに銀座へ。
新しくなったヤマハのビルにある、ニューヤマハホールで行なわれる矢野顕子ライブへ。
新しいヤマハビルは、まるで青山のブランド物のビルのようなビカビカとしているかっこいい建物。
そのビル7階~9階がヤマハホール音響的に考え抜かれたデザイン
客席数333とこじんまりとしたいいホール。

このホールの5列目という最高の席で見る矢野さん。
ピアノを弾く指先も顔の表情もよく見える。
何より、音。ピアノが実に鳴っている。いい音なあ。残響が心地よい。

前半は割りと最近の曲、初めて聴く曲も。
歌のないソロピアノでのインストも演奏。これって珍しいのではないかな。
妻は「坂本龍一の曲?」って言ってたけどどうだろう。それっぽかったのは確かだけど。

「イマワノキヨシローの新曲です」と紹介して歌ったのは清志郎のニューアルバムから恩赦。
こんなのやるとは思わなかった。

後半には、グリーン・フィールズ。以前よりさらにくずした感じのアレンジで。
圧巻だ。この曲は何度でも聴きたい。
そして、ラーメン食べたい。これまたなんだ、このアレンジは。
歌がなかったらこの曲だとは絶対わからないピアノフレーズ。
後半の盛り上がりにはアンソニーのあのベースラインが浮かび上がるような演奏。
矢野さん、まだまだ進化しています、確実に。

それにしても本当にいい音でしたよ、この場所。いいなあ、銀座は。

 

矢野顕子さんとピアノの関係はこちらを読んでみてください。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 『音楽堂ができるまで』

凡人にはわからない音のお話が綴ってあります。

ここにある映像を見ると、ちょっと泣きそうになります。

 

 

4月11日(日)

めったに行く機会のない、鶯谷へ向かう。
東京キネマ倶楽部。興味はあったけれど行くのは初めて。

Medeski Martin & Wood(MMW)のライブ2daysの2日目。
趣あるホール。古いダンスホールっぽい。バルコニー席の装飾なんかが独特。

暗転し、前座なしでMMW登場。左の壇上から歌番組のように階段を降りてくる3人。
すでにかなり盛り上がる。
追加公演である本日はAcoustic Showとなっており、オルガンもシンセもなし。
グランドピアノとピアニカだけ。とは言ってもピアノの弦は直接はじいたりはしてる。
ベースはエレキも使用。ドラムセットも昨日と同じかな。
ただ、位置が左右逆。ステージ向かって右にドラムセットで左にピアノ。
まあ実際にはメデスキーセットが違うだけ、っていう感じか。

音色の面白さ&多彩さ、オルガンの歪んだ凶暴さなどはないけれどまったく飽きることのない演奏。
やっぱり音がいい。3人とも音に艶がある。気持ちよく綺麗。しかし凶暴。
根っにはジャズがあるのは確かだけれど、他にないねえ、こういう音はなかなか。
ピアニカ&アコースティックベース&タンバリンで演奏しながら階段を登り、
静かに幕の向こうに消えていったときの美しさ。よかったー。
初めて見たMMW、2days見て堪能。また行きたくなってきた。
やっぱりライブですね、この人たち。

4月10日(土)

夕方渋谷へ。 Medeski Martin & Wood(MMW)のライブ。
MMWを見るのは実は初めて。ジョン・メデスキーはジャック・ブルースのバンドで見てるけど。

結構待ったあと、まずは前座さん演奏開始。歌のお姉さんとドラムのデュオ?
思ったより長くやりだんだん飽きてきました。すみません。

そしてようやく、幕が開きMMW。左にドラムセット(内向き)、小物も多数。
真ん中にベース。なんか丈が短いウッドベースとエレキベースを持ち替えて弾きます。
右にキーボード。オルガンだけでなくピアノ、ピアニカなどその他いっぱい。
ギターアンプも数台置いてあり、それぞれにマイク。キーボードをギターアンプで鳴らしているの?。

演奏はもうなんというか、激しく爆発したかと思うと美しく細やかになったり。
とにかく変幻自在。
おもしろいバンドです、やっぱり。そしていい音。

たっぷり2セット。アンコールもたっぷり。最後はピアノでカム・トゥギャザーを演奏。
翌日のアコースティックセットShowへ繋がる終わり方?

長時間立ちっぱなしでかなり腰がつらくなったのですが、堪能しましたよ。

4月9日(金)

知人に誘われ、立川へ。
二代目高橋竹山のコンサートタダ券あるけど一緒に行かない?とのことでしたので行ってみる。

津軽三味線の世界を変えたと言われる初代竹山の内弟子として修行したという女性。
広いステージに彼女一人。三味線も歌もノーマイク。生音。
(MCだけはオンマイク)。

解説を交えつつ、新潟県糸魚川にある古民家での生活の話なども語りつつ、弾き歌う。
津軽三味線というと紅白などのゲストで見かけるものは、やたら激しく叩きつけるような演奏が多いけれど、彼女のはあまり叩かない。弾く。実に繊細にしかし力強く正確に弾く。

楽器の鳴りが気持ちよい。民謡は縁がないけれど悪くないものです。

 

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