02.行ったライヴとか体験したこと: 2010年3月アーカイブ

3月28日(日)

アメリカのバンド、GALACTICを見に渋谷クアトロへ。

GALACTICといえばニューオリンズなビートのバンドという程度の印象で実はそんなに知らないんですが。
ドラムのスタントン・ムーアを一度生で見てみたかったのです。

会場内、最初はすいていて「あれれ、大丈夫?」って感じでしたが、開演時間には人人ぎっしり。
のんびり移動しながら見るかな、なんて思っていたけどとても無理無理。
スカスカで盛り上がらないよりはバンドにとってもいいので、よしとしましょう。

19時過ぎにバンドメンバー登場。
ドラム、ベース、ギター、キーボード、サックスがバンドメンバー。
これにゲストのトロンボーンのCorey Henry
音は思ってたよりずっと太い。スタントン・ムーアのドラムもぶっとい。
トロンボーンはラップ的しゃべりで煽る煽る。
割とすぐにもう一人のゲスト、ネヴィル・ブラザーズのCyril Nevilleも登場。
さすが存在感ある歌声。ソウルフル。数曲歌ったあとはパッカッションでずっと参加。
ゲスト2人ともずっとステージいますから実質はバンドメンバーといっていいでしょうね。
このメンツで演奏される曲は、ニューオリンズビートだけでなく、ヒップホップ的な曲や
かなりロックなものと案外いろいろ。飽きることなく進行していきます。
トロンボーンさん、客席乱入して吹きまくったり客の上にダイブしたりと盛り上げます。
スタントン・ムーアはまるで外山明さんかっていうくらい腰を浮かせて叩いてたり。
1Set+アンコール、客もバンドも楽しく盛り上がったというライブ。
GALACTIC、人気ありました。あまり期待していなかったんですがいいバンドでした。

それにしてもスタントン・ムーアのドラム、いい音。

3月17日(水)

夕方、本当に久しぶりに赤坂というところへ。
赤坂BflatというJAZZのライブハウス。

いつも歩く京王線沿線や中央線沿線とは明らかに違う雰囲気。
韓国系飲食店が多い。そうでなくても外国の方が異様に多い街。

そんな中を店内へ。
ライブハウスの雰囲気もなにやらオシャレ。

今日やるのは知り合い繋がりで知った、Neil Stalnaker Sexset

Neil Stalnaker(tp), 中村誠一(ts), Pat Hallaran(tb)
島津健一(p), 山村隆一(b), Mike Reznikoff(ds).

Neil Stalnakerさんは現在東京在住のトランペッター。
経歴見るとコモドアーズバックでやってことがあったり、なかなか面白いですね。

テナーの中村さんは山下洋輔トリオ初代メンバーですね。
ドラムのマイク・レズニコフさんはアケタの店あたりでもよくお名前拝見する方。
日本はもうとても長いらしい。奥様は、フルートの小宅珠実。

さて、演奏は"Horace Silver Project"と題されている通り、ストレート・ビバップ。
3管のテーマが気持ちいい。こういうの聞いたのはいつ以来だろう。
Mt.FUJIジャズフェスにジャズ・メッセンジャーズが出ていた頃以来かもしれない。

このバンド、リズムトリオがまた心地よい。
マイクさんのドラム、表情も含めて実に気持ちよさそう。
山村のベースはとても歌っているし、島津さんのピアノもコロコロ心地よく転がっていました。
とにかく全員とても楽しそう。

JAZZのアルバムを引っ張り出して聴きたくなります。

気持ちよい時間でした。

赤坂っていう街はいまひとつ落ち着かないけれど。

3月12日(金)

AC/DCです。

初めてみたのは1982年。まだ岐阜に住んでる高校生時代。名古屋市公会堂。
その次にみたのは2001年。横浜アリーナ。

昨年の3月に見たのはAC/DC (にそっくりなバンドBIG BALLS)

そしてついに久々の来日。

場所はちょっと遠いさいたまスーパーアリーナですが、行ってきましたよ。

ちょうど代休で休みだったので、早めに会場へ。
やはり早めに集合した友人(計6名)でフライング飲み会。まわりもそんな気配の客ばかり。
盛り上がってきます。

会場内には赤く光る角をつけた人多数。同年代風のおじさんおばさんが多いですが、若者もかなりいる。よしよし。

演奏はもうロックですよ。王道。間違いなし。いやー、楽しかった。
いつまでこの演奏やってくれるのかわかりませんが、できる限り続けていただきたいものです。

 

3月7日(日)

冷たい雨。昨日に続き吉祥寺マンダラ2へ。

本日はゲスト入りのふちがみとふなと
キーボードのロケットマツさんとドラムの外山明さん。
2人の演奏もいいけれど、ゲストが入るとまたおもしろくなるのがふちがみとふなと。

ロケットマツさんを初めて見たのは、友部正人さんのバックをやってるときでした。
そのときの印象は、オルガンの人。とても味のあるオルガンを弾いてました。
本日の印象は、ピアニカの人。あんなに色っぽくピアニカを弾く(吹く?)人を初めて見たかも。
渕上さんのピアニカとのピアニカハーモニーが美しい。

外山さんは久しぶりかな。相変わらずほとんど座らず、足踏みしたり足をフロアタムに乗せたりと忙しい。
席がちょうど外山さんの間近だったので、細かい挙動が気になる気になる。
このいわゆるドラムではないドラムがまたふちふなに合うんですね。

で、もっともうれしそうに演奏してたのが船戸さん。楽しいんでしょうね、こうやっていろんな人とやるのが。
本日はデジタルディレイなし。

渕上さんはもうテンション高めで、かなりぶっとばしてました。
坂をのぼる、ナララをやってくれたのがうれしかったですね。
本日はカバー少なめ。ルーリードのワイルドサイドを歩け。かっこいいです、これ。

というわけでたっぷり堪能した2日間でした。

3月6日(土) 吉祥寺マンダラ2

 

夕方、吉祥寺マンダラ2へ向かう。
ふちがみとふなと2Daysの初日。

久しぶりだなと見てみると、昨年6月アピアのラストイベントに
知久さんと出たのを見て以来。
昨年はこれ一度しか見ていなかったのか。

というわけでだいたい20年経った記念というライブの1日目です。
この日はワンマン。客席には知ってる顔もちらほら。

会場はテーブル出しててやや立ち見出る感じ。

オープニング、渕上さんは客席後方から登場し、生声で歌うというワザで早くも盛り上がる。

船戸さんはチーム青森のTシャツ。ちょっと欲しい。
ベースにはBOSSのデジタルディレイ2台が繋がれている。初めて見ました。
数曲目に演奏されたボブ・ディランの風に吹かれてでデジタル・ディレイ大活躍。
なんともスペイシーな雰囲気。2人でやり始めたころは間が持たず、結構エフェクト使用していたとのこと。
20周年くらい祭りってことであえて再度使ってみたらしい。これ、結構新鮮かっこいいです。
カバーでびっくりはスライ&ザ・ファミリーストーンのStand!。ベースと歌のみでグイグイ押してくる。
迫力ありました。
その他、
手紙(エンディングに向かって強く弾かれるベースの音がすばらしい)
ヘブン
at Home
イワンの水
などの好きな曲、いつもの曲、初めて聴いた最近の曲(後ろ前っていう曲は最高)
を取り混ぜ、たっぷり2set+アンコール2回。
お2人とも気合入ってました。

さて、20周年くらい祭り2日目の日曜は、ロケットマツさんと外山明さんを迎えて4人。
これまた楽しみです。

 

 

 

入口付近に飾られた澄子さん作の
チラシ原画シルクスクリーン。


 

 

昨年後半からの業務激務が今年に入ってもなかなか収束せず、ひたすら働いた数ヶ月。
気づけばもう3月に入っているというのに生で見たライブは1月に1本だけ。

ようやく業務も落ち着きつつあるので、(といっても昨夜は会社出たの21時だったですが)
久々に猫以外のことでも書いてみるか、と。

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クロッチは吐き気も収まったようで、少しずつ水を飲み食べ物を口にし始めたところ。
まだまだ完全ではないですが、落ち着きつつある様子。
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2010年1月17日(日)

古書往来座で定期的に行なわれている外市
それにあわせて行なわれたイベント、ワメトークvol.5
メインは、きのこ文学研究家の飯沢耕太郎さんと
コケ好きで知られる蟲文庫店主、田中美穂さんの粘菌トークショー。

粘菌生活~コケとキノコとエトセトラ~
(それにしてもすごいタイトル)

この中の一コーナーとして行なわれたのが、

Pippo LIVE

ピッポさん、いつものファンタジックな歌と詩の朗読。
短い時間だったけれど、なかなか強烈な印象を残したのではないでしょうか。
生で聴くのは2度目だったけれど、やはり思ったのは詩を朗読するピッポさんの声のよさ。
微妙なハスキーさ、絶妙な音の高さのこの声が詩というものを浮き上がらせるのに最適なのでしょう。

詩の世界というものはまったく知らないに等しいくらいだけれど、
ここもまた深く興味深そう。

もちろん、粘菌トークもマニアで深く、キノコとコケへの愛情あふれたお話ばかりで最高でした。

ところで、ピッポさん、新しいサイトがオープンした様子。


p-wave.jpg

 

 

 

 

 

仕事一段落、クロッチもひとまず安定してきたということで、
今月来月は生演奏見る機会を増やす予定。

まず本日はふちがみとふなと多分20周年くらい祭り2daysの初日へ。
宣伝チラシは澄子さん作。これのシルクスクリーン版画の原画は会場に飾られるそうな。

 

外は冷たい雨。

 

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