02.行ったライヴとか体験したこと: 2009年7月アーカイブ
7月27日(月)
夏休み最終日。
下高井戸シネマへ行なわれている白夜映画祭IIIへようやく出かける。
行こう行こうと思いつつ、あわただしくてなかなか行けなかったこれ。
いつの間にかレイトショー期間も終わり、アフタヌーンショー。
平日の昼間から映画を見るなんて何年ぶりだろう。20数年ぶりではないだろうか。
名古屋のとある大学へ通っていた頃、学校へ行くはずがついつい中古レコード屋へ寄り、そのまま映画館へ寄る日も実は多かった。
この頃はメジャーなものに反発があったため、行くのはもっぱら名古屋シネマテークという小さな映画館。
ジョン・ウォーターズ監督、ディバイン主演のピンク・フラミンゴとか、
デヴィッド・リンチ監督のイレイザー・ヘッドとか見てた、平日昼間。
ロック映画も見ましたね、モンタレーのフェスティバルとか。ローリー・アンダーソンの映像とか。
まだ家庭用ビデオ普及前ですから、動く海外ミュージシャン映像は貴重だった。
ギターに火をつけるジミヘンなんかを興奮してみてたものです。
(名古屋シネマーテーク、今はどうだろ、と検索してみたら相変わらずな感じでやっているようです。
しかもビクトル・エリセなんてやってる。昔ココで見ましたよ、ミツバチのささやき。何も変わっていないようで一安心。)
というわけで久々の平日昼間映画。
杉浦かおりさんセレクトのロシア映画。本日の上映は、
ボリス・バルネット監督 帽子箱を持った少女 ДЕВУШКА С КОРОБКОЙ
1927年のサイレント映画。(音楽&効果音はついてますが)
いわゆるラブコメディの原型といえるのでしょうか。チャップリンなんかにも繋がるラインか。
お話よりも興味深いのはこの時代のモスクワ。
部屋の様子、服装、駅、汽車の中、店の中、などそれぞれが特徴的。
ホームに着く汽車からワラワラと人が降り、ワラワラと乗り込む。ホームなどなくよじ登る。
舞台となっている帽子屋さんにあるレジ?の特徴的な形。
さすがに寒い国だけあって、かなりモコモコした厚手の靴。
そしてやたら国からチェックにくるいろんな委員会の人たち。さすが社会主義。
いやー、おもしろいですね。見所多いです。
というわけであっという間の1時間。楽しませていただきました。
この作品の上映は本日まで。あと4作品が8/7までアフタヌーンショーで上映予定です。
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そういえば。
古本 海ねこ6日間限定ショップ in 南青山。
おかげさまで25日土曜日も大変暑い中多くの人に来ていただきました。ありがたいことです。
あと、残すは、28日(火)、30日(木)、8月1日(土)の3日間。(最終日土曜は17:00まで)
まだお越しでない方、よろしかったらのぞきにきてくださいませ。
私、Mongoは夏休み終了のため、平日はおりませんが。
(夜には顔出せたらと思っております。最終土曜日は、いる予定。そしてそのまま搬出...)
相変わらず不安定な天気が続いておりますがお待ちしております。
7月24日(金)
夏休み後半。海ねこイベントの狭間。雨。というか降ったり止んだりのへんな天気。
すいているはず、と思い、世田谷文学館で行なわれている堀内誠一展へ出かけてみる。
アンアン、ポパイ、オリーブ、ブルータスと雑誌の全盛期を作り上げてきた堀内さん。
しかし、それだけだけではない彼のやってきた仕事、考え方、そして大好きだった旅の様子などなど。
写真は集合芸術、という考えをしていたことがおもしろい。
カメラマンが構図を考えて撮った写真をあえて編集者が好きにトリミングし、紙面に配置をデザインする。
それがあって写真という芸術が完成するのだ、という考え方。
なるほど、その考えがベースとなってこそのあの雑誌たちだったのか、と。
会場に備え付けのルーペでパリの詳細な細かい地図をじっくり見る。
私が初めて旅行した海外は実はフランス。
パリは数日間だけだったけれど訪れたことがある街の地図(特に手描き)は興味深い。
説明がとにかく細かい。コメントがいちいちおもしろくついつい追いかけてしまう。
そうこうしているうちに閉館時間に。じっくり見すぎか。いや遅く来すぎってことか。
ちゃんと見ていないコーナー多数。もう一度行きます。
ナンダさん、お勧めしておきますよ、特に地図。見るべきですよ。
すでに見てたらOKですが。
7月4日(土)
昨年に続き?行くことができましたホットスタッフ30周年記念イベント。
ほんと、ご好意ありがとうございます。
急遽前座として出演が決まった、
Perfumeとカエラによる新ユニット、木村カエラ∞Perfume
4人で踊るチョコレイト・ディスコ(カエラはダンスのみ)、
短めMC、
カエラの曲Jasperをカエラ歌+4人ダンスでやって終了。
ほんとに15分。
あまりに短くあっという間でしたが、それだけに
貴重なものを見ることができたといえましょう。
「あーちゃんの笑顔」を見ることができましたし。
その他に見たのは、
東京スカパラダイスオーケストラ
ドラムの茂木くんはやっぱりいいですね。
浜真心(浜崎貴司+真心ブラザーズ)
浜崎くんの声、結構好きなんです。日本語でのデイ・ドリーム・ビリーバーは染みました。
moumoon
サブステージで演奏。かわいくて案外よかったですよ。
ザ・クロマニヨンズ・・・
甲本ヒロトはインパクトあるしおもしろいんですが、なんかグッと来るものがなかった。
ロビーでの飲み屋的団欒タイムはゆるく長く盛り上がっておりまして、なかなかいい時間でした。
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