02.行ったライヴとか体験したこと: 2007年2月アーカイブ
家から最も近い映画館。調布パルコ内調布キネマ。
ここのレイトショーにやっときました、松本大洋原作の鉄コン筋クリート。
元々好きな作品だったのですが、
あの世界がフルカラーで動いてるとほんとにクラクラします。
スクリーン内情報量が多すぎて何度も見ないとかなり見逃しててもったいない気がしてしまいます。
景色内にやたら出てくる看板の文字とかせっかくだからちゃんと読みたいし。
エンディングロールバックの歌、
ASIAN KUNG-FU GENERATION「或る街の群青」が妙に染みました。
硫黄島からの手紙で活躍の二宮くんがここでも存在感あり。投げやりなしゃべり方なのに。
シロが蒼井優でいいのか?っていう違和感は最後まで完全に消えず。
それにしても、街。生きてます。
ほんの少しバランスをくずしたら、あっという間に病んでしまう。
怖いなあ、怖い。
モウチョット ユックリダッタラ イイノニ
モウチョット ユックリダッタラ イイノニ
「えいこちゃんが今日歌うらしいんですが行きませんか」
当日夕方、社内の友人から誘われました。
えいこちゃんって誰?
元うちの会社に派遣で働いていた人でジャズを歌ってるらしい。
というわけで行ってみました。
場所は高円寺。AG22。
名前は聞いておりましたが行くのは初めて。
時間がやや早かったので、AG22が入っているビルの対面にある大将で串焼き&ビール。
適度に酔ったところでAG22へ移動。
細長いカウンター中心のおしゃれなLive Bar。
ママさんも上品で素敵です。
まずはギターの中鉢さんがソロで1曲。
その後映子さんもステージへ上がります。
JAZZのスタンダード中心にしっとりめに歌います。2Set+2曲。
ここでもビールを飲みつつ、「ジャイアント。コーンはうまいね」などとつぶやきつつ、心地よく。
ボサノヴァがよかったかな。
終了後、一緒に行った友人とギターの中鉢さんが遠い親戚であることが判明。
中鉢(ちゅうばち)っていう珍しい名字で思い当たったらしい。
おもしろいものです。
歌い終わった五月女映子さんも加わり、再び大将へ。
焼き鳥&ビール。そのうち熱燗。
解散後、絵本酒場開催中コクテイルにもより、ビール。
その後、なぜか桃太郎寿司にも寄ってしまい、ビール&少し寿司。
(初めて入りましたが噂どおり安くてうまいです、桃太郎)。
ライブに行ったんだか飲みに行ったんだかよくわからない夜。
けれどもよい時間、空間。
こんなイベントが行なわれました。
古書窟揚羽堂 スペシャルトーク&ライブ
元ロックバンドのボーカルであり、現在は古本屋さん店主であります、揚羽堂さん。
まずはトークから。
揚羽堂さんの両側には、古本界を代表する名物男お2人。
(古本界っていう世界があるいうのがまずおもしろいわけですが)
なないろ文庫ふしぎ堂・田村治芳さんと月の輪書林・高橋徹さん。
この3人で中央線にまつわる思い出話などをお酒をいただきつつ。
徐々にテンションが上がる月の輪さんの変化を観察しつつ。
ほとんど即興ですが、なかなか興味深いお話が聞けました。
個人的には過去揚羽堂さんがやってたバンドのバンド名を聞けて満足。
さていよいよ。
今日のために結成されましたユニットの登場です。
略してCBS。
揚羽さんの歌声、勢いあります。
セックス池田さんのギターがよい絡み。ブルース。
オリジナル曲もいいじゃないですか。
5曲+アンコール演奏終了したあとに。
トーク、再び。
かなり進んでいたお酒の効果もあって、さらに危険であやしくいい雰囲気に。
ここでもやはり月の輪さん、大活躍、全開。
こうなったらもう止まらない。
イベント終了後も勢いは止まらない。
古本界、パワーありすぎです。
時々、つぶやいています